人生で初めて 2021 年 5 月を体験したので、その参加記を書きました。
2021 年 5 月に参加した感想
AtCoder Heuristic Contest は生活を破壊します。危険ですので出るのを止めましょう。
家計簿のコーナー
今月も家計簿をつけてみた。まずは各日の使用金額とその平均値の推移を matplotlib で可視化。
水色で示しているのが各日の使用金額、赤色が平均値の推移。出費が 2000 円を超えている日が 2 日しかなくておもしろい。順調に経済の停滞に貢献している。
続いて支出をジャンル分け。
娯楽費という項目を作ったが何が娯楽費かわからないので寄与を 0 にしておいた。食費が高い。先月は 1 万 9 千円ぐらいだった。一方で、総支出は先月に比べて 1 万円低い。というのも、5 月上旬は単純に忙しく、中旬は緊急事態宣言で引きこもり、下旬は AHC に参加していたので金を使う機会が無かった(困窮しているわけではないです)。全然関係ないけどそろそろ焼肉食べたいですね。
主な出来事
天気
夕焼けが綺麗だった。
理不尽な傘の破壊
は?
競技プログラミング関連
AtCoder
精進する時間が取れず、ABC や div3 などにも参加していない。
代わりに AHC003 に参加した。200 時間のコンテストで休日が4日消し飛んだ。
事前データがない状態から、クエリを通して無向グリッドグラフ上の頂点間の距離を推定し、最短経路を提案する問題。標準入力で全クエリを先に取得できないため、利用できる情報に限りがある。
考えた解法としては、①マス上の各頂点間の距離を 4000 弱に設定→②各クエリ処理。BFS で最短経路を求める→③ジャッジから返される経路長と比較して頂点間距離を更新→④定期的に連続した辺グループを乱択して距離をスムージングする操作を 400 回実行 + 過去のクエリを再学習させて距離をアップデートといった感じ。92.8G 点 (187/1000位)だった。下図は Seed:0 に対するビジュアライザの出力。
しかし、終了後に上位陣の解法ツイートを見ると、ガチガチの統計的アプローチや最適化手法(optuna とか MCMC とか最尤推定とか)を使っていて勝てないなと思った。解いているときにガウス分布やパラメータ最適化などは思い浮かんだけど、それらをデータサイエンスの観点で追うべきという考えがなかった……。あと、得られる情報量を増やすために、初期のクエリではあえて最短経路を追わない等の考えもなるほどなぁと思わされた。センスが足りない。
とはいえ前回までと比べるとかなりいい順位だったので嬉しい。次も頑張りたい。と思ったが、生活が破壊されるのでやっぱり出ない方が良い気がしてきた。
良かった曲
Watch 'At Breakdown (Punch Brothers)
いつ見てもイントロがかっこいい。
Brueglass Breakdown (Chris Thile)
良き~。
Tall Fiddler (Tommy Emmanuel)
やってますね~。後半のユニゾン部分は見てるだけで怖くなるけど……。
面白かった動画
情報量が多すぎる。誰も応援しない、誰も拍手をしない。これは何。コメントに「人質を解放してあげて欲しい」とあって笑った。中の人の人生に何があったんでしょうね。
ところで、この動画を見て以降 YouTube のおすすめに毎回てんどんまんが出現するようになってしまった。ふざけるな。
夢見る機械!!かっこいい!!相変わらず一人だけ再生数が桁違いでおもしろい。
平沢進は今年のフジロックにも出演する(させられる?)そうなのでとても楽しみ。それにしてもこの類のバカコーラスってどうやってレコーディングしてるんでしょうね。
りんごキュン
草。さやっちさんかわいい定期。
まとめ
5月、勝手に終わるな。またこんど!