2022年6月と7月体験記

人生で初めて2022年6月および7月を体験したので、その参加記を書きました。

2022年6月と7月に参加した感想

無い。

どうでもいいことだけど、ここ最近全く更新していなかったので、長々と怪文書を書いて文字数の帳尻を合わせる作戦に出ることにした。

主な出来事

残雪

少なくとも今年の5月22日までは中央ローンに雪が残っていた。最後に雪が降ってから優に2ヶ月は経過している。この時期まで構内に雪が残っているのは初めて見た。

謎の自転車

意味が不明。この状態で数日間放置されていた。

学祭

天気が良くて良かったね。

アイス

神の食べ物。

五等分の花嫁

6月に中旬辺りに劇場版『五等分の花嫁』が公開されているのをツイッターで知った。

名前を聞くことはよくあったけど、そういえば見たことがない。というわけで、早速dアニメストアでテレビアニメ版の1期と2期を見るところから始めた。

一気見するのはもったいない気がしたのでのんびり見進めたけれど、それでもあっという間に見終わった。とても面白くて、もっと早く見ておけば良かったなぁという感じ。

2期で制作会社が変わってキャラデザも若干変わっていたけれど、こちらの方が原作よりの絵柄で綺麗。また、作画が恐ろしく安定していて、ヒロインの可愛さを全力で表現しようとしているのが感じられた。

あと、OPがセリフから始まるのはなかなか珍しい。

これで劇場版を見に行く準備が整った。

北海道では札幌と旭川の映画館でしか上映されていないらしい。都会最高すぎるだろ!

さて、映画館に入り早速発券機の元へ向かう。しかしその手前で若い男性に話しかけられた。

誤解を恐れずに言うと、街中で平然と話しかけてくる人間はほとんどが宗教観誘か異常者である。まともな人間は安易に見ず知らずの人に話しかけたりしないからだ。しかし、映画館の中で宗教勧誘する輩がいるとも考えにくい。何だろう?と思って立ち止まってしまった。これが命取りとなり、完全に相手のペースとなる。

「突然すみません、電動歯ブラシを配ってるんですけど要りますか?」

「え?」

しかも第一声が意味不明だったため、思わず聞き返してしまった。電動歯ブラシ

「今、この映画館に来た人に無料で電動歯ブラシを配っていまして……電動歯ブラシを使ったことはありますか?」

「いや……」

「なるほど~実は今回、私たちは新しい電動歯ブラシ用のブラシを業界最安値で売り初めまして、その宣伝として本体を無料で配っているんです」

「……???」

「しかも1本目のブラシは無料で差し上げていて、2本目以降もお客様の家に直接配達することができます。値段は○○円で従来の××円より安くて~」

脳が混乱している間に向こうはどんどん話を進めてくる。街中でポケットティッシュを配っている人さながらに電動歯ブラシをくれるのかと思ったが、とんだ期待外れだ。

そして数分が経過した。

相手の饒舌ぶりは一向に留まる気配を見せない。何を言っているのかもわからない。このあたりで「あ、これ長くなるやつだ」という直感的な悟りを得る。電動歯ブラシをくれるのかどうか知らないが、2本目以降のブラシを家に配達するということは、この後に名前や住所を書かされるフェーズが控えている可能性がある。しかしそんなことをやっている暇はない。最優先事項は一刻も早く発券して良い席を確保することだ。

「――どうですか?今の話を聞いて電動歯ブラシを使いたいと思いましたか?」

「いいえ」

「そうですか。使いたいと言った人にしか配らないことにしているので、今回はダメですね」

「?笑」

という心の温まるやり取りを終えて発券機に向かった。もっと別の場所で配るべきだろ。

話が逸れたが、映画本編はとても良かった。ストーリーはもちろん、作画や演出、楽曲に至るまで丁寧に作りこまれていた。個人的には、ここぞというシーンで細く繊細な線で描かれたカットが入っていたのが印象的で、劇場版ならではのクオリティという感じ。男性主人公に対して女性ヒロイン5人というのは典型的な男性向けラブコメの構図だけど、観客の男女比はあまり偏りが無かったので少し驚いた。

そんなこんなで「また見に来たいなぁ」と思いつつ帰途についた次の日、公式から新しい特典の情報が発表されていた。

どうせ見に行くのなら特典も欲しい、ということで24日の午後の上映を予約した。金曜日なので普通に平日だが、たまには休んでもいいだろう。大学には行かんでええ。

特典の影響だと思うけれど、平日の昼だというのに席は8割ぐらい埋まっていた。集客力がやばい。

1回目よりは淡々とした気持ちで見られたものの、最後の方はやはり感動した。そして、鉄は熱いうちに打てということで帰りに原作を買いに行った。

ふひひ。フルカラー版もあったけれど、とりあえずモノクロで読みたかったので通常版を購入した。

一周目は丁寧に読み進めたかったのでのんびりページを繰る。1冊読み終えるのに1時間は溶けてしまうけれど、幸い明日からは土日である。何も問題はない。。

そして日曜日が終わった。この文章は、日を跨いで月曜日の午前3:00に書いている。大変不思議なことに、まだ12巻までしか読み終わっていない。意味が不明。

最近足が遠のいているが、コミケもこんな感じだったなぁと思う。常軌を逸する量の本を買い込み、何時間も電車に揺られ、何時間も自転車をこぎ、ようやく帰宅して本を読み進め、それでも半分も読み終わらずに眠気に襲われて、明日も休みで良かったなぁと思いつつ気絶する……みたいな。まあ明日は平日なのですが。

そして月曜日が終わった。この文章は、日を跨いで火曜日の午前4:00に書いている。ようやく最終巻まで読み終えることができた。

これが私の人生、他の誰でもない。

自作PC

今日は2022年7月2日。以前からデスクトップを組みたいと思っていたので実際にやってみた。CPUの購入は3月に済ませていたものの、残りのパーツは下調べをしたりしなかったりしているうちに時間だけが無為に過ぎ、全てが揃ったのは6月末だった。

自作PCは簡単」とよく聞くけど、初心者にはそこそこ障壁がある気がする。まず、何が必要かわからないし、わかったところで良し悪しも相性もわからない。自分はハードウェアの知識が一切なかったので苦労した。

何はともあれ必要なものが揃った。早速組んでみる。まずはマザーボードを用意。

慎重にCPUを取り付ける。

続いて、CPUに熱伝導グリスを塗る。リップクリームみたいな触り心地を想定していたが、実際は粘土のような感触で非常に扱いづらかった。高級なグリスだとまた違うのかもしれない。全然上手く塗れず、グリスを塗り直す→ヒートシンクを取り付けるという作業を5回ぐらい繰り返した。

ヒートシンクに空冷用のファンを取り付ける。

CPU周りはこれでOK。次はメモリを差し込む。けっこう力を込めないと奥まで刺さらない。しかも、先ほど取り付けたファンが邪魔すぎる。手順を逆にするべきだった。

CPUクーラーの横にSSDも差し込んておく。

これでマザーボードへの部品の取り付けは完了。かっこいい。

ここで正常に動くかテストしておく。まずはマザーボードに電源ユニットを接続。

ケーブルの種類がわからず1時間ぐらい悩んだ。続いて、ケースの電源ボタンとマザーボードを繋いておく。ディスプレイからはHDMIケーブルを伸ばし、マザーボードに差し込む。

ケースの電源ボタンを押したところ、ちゃんと動いてディスプレイにBIOSの画面が表示された。ヨシ!

あとはケースにマザーボードと電源ユニットを取り付けるだけ。と思いきや何故かネジが足りず、他のネジで適当に代用した。ケーブルをいい感じにまとめ、GPUも差し込んでおく。

OK。既に作業を始めてから8時間ぐらい経過している。もう疲れたのでセットアップやWindowsのインストールなどはまた後日。慣れれば簡単なんだろうけど、初心者にはなかなか険しい作業だった。。

――そして半月が経過した。今日は2022年7月19日。

重い腰を上げて注文したWindows11が届いた。Windows10を購入しても良かったが、Windows11の方が安かったのでこっちにした。中にはWindows11インストール用のUSBとプロダクトキーが入っている。

しかし、調べてみると、付属のUSBは使わずに自分のUSBでインストールメディアを作成している人が多かった。付属のUSBを使うとWindows11のクリーンインストール後に大規模なアップデートが適用されて面倒なので、それならアップデート済みのWindows11のインストールメディアをダウンロードしてきてUSBに入れておいた方が早い、という理由らしい。わざわざ自分で新品のUSBを用意するのも面倒では……?

用意してしまった。長いものに巻かれる人生。

しかし、「少なくとも8GB必要」とのことだったので8GBのUSBを買ってきたものの、実際の使用可能領域を確認すると7.2GBしかなかった。そう、USBの容量と使用可能領域の間には1割程度の差があるのだった。。

上手くいくように加持祈祷を行い、神記事を参考に作業を進める。

結果的に4GB程度しか消費せず余裕だった。続いてデスクトップの電源を入れ、BIOSを起動する。BIOSの操作にはキーボードが必要。

ノートパソコンから繋いだ左のディスプレイで調べ物をしつつ、右のディスプレイでBIOSを見ているのでいかつい雰囲気。

よくわからないが、インストールメディアが入ったUSBをマザーボードに差し込んで再起動すればよいらしい。BIOSを再起動すると、自動的にWindowsのインストールが始まった。あとは画面の指示に従って進めるだけ。

途中、「ネットワークに接続しよう」の画面が出たが、それをスキップするボタンが無かった。調べてみたところ、Windows11 Homeではインターネット接続とMicrosoftアカウント作成が必須らしい。ふざけているのか?

しかしこれを回避する裏技があった。

これを利用して作業を進める。

OK。無事にWindows11をインストールできた。ここから必要な各種ドライバをインストールしなければならない。しかし現在時刻は20時。実は20時40分から『ゆるキャン△』の映画を見ることになっていたので、今日の作業はここまで。ゆるキャン△しか信じられない。

――そして2日後。今日は2022年7月21日。

まずはインターネットに繋がるPCを使い、マザーボードのドライバを手に入れる。製造元のサイトから製品を探し、載っているドライバをとりあえず全部ダウンロードする。

GPUのドライバもダウンロード。

ダウンロードした各種zipファイルはUSBメモリを使って自作PCへ移し、解凍して適宜セットアップする。その後、スイッチングハブからLANケーブルを伸ばして有線で接続。無事にインターネットに繋がり安心した。動作も早くて快適。

しかし無線LAN、というかWi-Fiに繋がらない。どうやら無線LANに接続するための機器が必要らしい。そうですか。。

一番簡単なのはUSBタイプのアダプタを取り付けることだが、自分の場合はマザーボードPCIスロットが余っているので無線LANカードを購入した。

が、それが届く前に7月が終わろうとしているのでここまで。初めて組むときは経験者の人に見てもらった方が良いと思いました。

その他

Richest Man (Balsam Range)

Balsam Rangeの新曲で、昨年のIBMAのSong of the yearに選ばれた曲らしい。「The fiddle plays Amaging Grace just like a violin」の歌詞が好き。こういう落ち着いた曲をやりたい。

Me and Paul Revere (Steve Martin & Steep Canyon Ranger)

久しぶりにYouTubeで見かけたSteep Canyon Rangerの曲。天才のメロディー。一度バンドでやりたかった。

旅の途中 (清浦夏実)

狼と香辛料』1期のOP曲。マイナー調のサビから間奏で一気に明るくなる感じが好き。最近dアニメストアで本作を見たのだけど、とても面白かった。

BEACON (平沢進)

激しい。。同心円模様はFuji Rock'21のライブ以来でとてもお洒落。

Salt river for get up in the cool

かっこいい女性フィドラーの頂点 Annie Staninec (N=1)。最近あまり動画を見かけない。

アイリッシュ音楽っぽい演奏


こういう感じの演奏を聞きながらサンドイッチとか食べたい。全然関係ないが、もう5年ぐらいサンドイッチを食べた記憶がない。

Sarasate zapateado


何が起きてるんです?

まとめ

全てのコンテンツにありがとう。進捗にさようなら。