人生で初めて2021年3月を体験したので、その参加記を書きました。
2021年3月に参加した感想
虚無。
主な出来事
シン・エヴァンゲリオン劇場版公開
2021年3月8日。死ぬほど待って待って待ち続けたシンエヴァが遂に公開された。期待を遥かに凌駕する本当に素晴らしい作品だった。以下に感想を書いてみたので興味があればどうぞ(ネタバレ注意)。
とにもかくにも、これで人生の一区切りがついた。大袈裟だと思われるかもしれないが、それぐらいエヴァの完結はビッグイベントだった。ありがとう、庵野監督。さようなら、全てのエヴァンゲリオン。
北海道旅行
毎年恒例冬の北海道旅行。おおよその行程は以下の通り。
以下では撮影した写真の中でお気に入りのものを紹介する。
2021年3月31日、つまりこのブログを投稿する日をもって日高本線は廃線となる。そんなわけで日高本線の駅巡りをしていたわけだけど、鵜苫駅の雰囲気は抜けて素晴らしかった。宗谷本線の歌内駅や安牛駅に近いものを感じる。
人生史上最高にやばい風が吹いており、まともに立つことすらできなかった。写真もピントが全く合わなかったけど、何故かミニチュアを撮影したような写真が偶然撮れた。
トイトッキ浜トーチカ
トーチカの横に鳥居がある不思議な場所。ずっとこれが見たかった。
幾寅駅(幌舞駅)
根室本線の駅。見事な木造駅舎。
北西の丘
美瑛にある展望台。凍てついていた。ディストピアを感じる。
昨年4月に廃線になった札沼線の駅。全く除雪がされずに完全に雪に埋まっていた。北海道恐るべし。
次は夏に旅行したいと思う。
修了式
修論を提出してめでたく修了した。3月25日に卒業式・修了式があり、久しぶりに会う知人たちと会話できた。人生の分岐に対して就職を選んだ人、大学に残ることを選んだ人、それ以外の道を選んだ人など様々な人が周りにおり、今生の別れとなる人も多いように思う。
大学生活はとても楽しかったが、充実した時間や抱いていた憧憬、ありえた選択肢などが徐々に取り去られ、人生への適応を緩やかに強要されている感覚もある。大人になるってそういうことなのだろうか。そういうことを考えているうちに寝るのが遅くなり、現在生活習慣が崩壊している。やはり人生には虚無しかない。
6年間で学んだこと
フォロワーの方から↑について書いて欲しいと言われたので考えてみた。
化学:化学科なのでそれはそう。有機化学をもっと理解できるようになりたい。
プログラミング:全く興味がなかったけど(というか大嫌いだったけど)昨年にAtCoderをやり始めてからおもしろいと感じるようになった。
情報科学:プログラミングの影響で必然的に学ぶことになった。系統的な教育を受けていないので知識が断片的だと感じる。
哲学:最近は読んでないけど学部生の頃は哲学の本を定期的に読んでいた。生きるのに役立っている気もするし、役立っていない気もする。
教養という意味合いでは、気象学や南極学、民俗学についてもっと学びたかったと思う。あと音楽理論の勉強をしたかった(と思いつづけて4年ぐらい経過した。は?)。
競技プログラミング関連
驚くほど何もしていない。
Codeforces
これはなに?(えでゅふぉに1回参加して破滅した)。3月は15AC。
AtCoder
3/27のABCに参加してレートが8上がった(微妙)。2月は14AC。
AHC001にも参加した。マラソン系の問題の解法はよくわかっていないのだけど、初心者でも得点を得られる問題でありがたかった。
可能な限り条件を満たすように複数の広告を配置する問題。最終的な順位は半分より上ぐらいだった(そして修論提出直前だったのに生活が壊れた)。
①まず1マス確保, ②焼きなましの考えを用いて上手く拡張という流れを考えたけど、焼きなましがよくわかってないので②が面倒に感じてしまった。結局x軸y軸方向に貪欲にマスを拡張した後に局所最適化で境界を改良するようなコードを書いた。その結果を可視化した図が以下のものである。青や赤で示されている長方形がそれぞれ1つの広告に対応している。つまり、縦長の広告が大量に配置されている。
こんな広告嫌すぎるだろ。しかし何とか点数を伸ばせないかと思って最初の3日ぐらいは頑張っていた。考え方を身に付けないと伸びなそうだと感じた。
偶然見つけた良い音楽
Steve Reich Music for 18 Musicians
良い音楽。作業用BGMに適している。
面白かった動画
追告 A『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
追告 B『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
良すぎる……ありがとう……ありがとう……。
ししおどし
ひどすぎる。風情も何もあったものではない。
移住を決断させてくれた道東旅行
やっぱり道東は最高。知床にまだ行ったことがないので今年中に足を運びたい。
まとめ
3月は迫りくる春の季節に追われて消えていった。在りし日の虚無に思索を巡らせつつ、またこんど!